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MONO継手工法技術紹介

壁式プレキャスト接合部の無溶接継手工法

本技術は壁式プレキャスト(PCa)鉄筋コンクリート造の5階建以下の建物におけるPCa壁の鉛直接合部を対象としたものであり、接合筋をフレア溶接する従来の継手方式に替えてフープ状の鉄筋を用いた無溶接継手工法である。
(建築技術性能証明:GBRC 性能証明 第17-19号)

工法の特長

  • 省力化
    フレア溶接に替えて小判形のフープ筋を結束するだけであり、作業の省力化が図れます。また、作業においては特殊な技術を必要としないため、技能者不足の問題にも対応することができます。
  • 品質の向上
    フレア溶接は天候および技能者の技量によって品質に差が生じます。一方、本工法では鉄筋を結束するのみであるため、安定した品質を確保することができます。
  • 工程の短縮
    作業の省力化および天候の影響を受けないことから、工期の短縮に寄与することができます。

仕様

  • 適用範囲
    ・PCaの壁厚 : 150㎜~250㎜
    ・コンクリート : 設計基準強度(Fc) 21N/㎜2~36 N/㎜2
    ・鋼材(フープ筋) : 鋼種 SD295A,SD345 、 鉄筋径 D10,D13
  • シアコッター
    シアコッターの形状は内壁タイプ、外壁タイプ1、外壁タイプ2の3種類とする。
外壁タイプ2

参考資料

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