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映像による点検支援システム「ELVISS」

ELVISSとは?

映像による点検支援システム(ELVISS:エルヴィス)は、天井裏、煙突やプラントなどの狭小狭隘部の調査において、撮影された映像を基に、損傷箇所の確認や記録の支援を行うものです。従来の点検映像を用いた調査では撮影映像が似通った映像となるため、どの箇所を映しているのか位置の把握が難しいといった課題がありました。そこで、このシステムを活用することにより、損傷箇所の位置確認が容易になります。また、システム上にマーカー(ピン立てやコメント)を残すことや画面収録機能により、点検記録簿作成の省力化に寄与します。
※ELVISSは、Estimated Location-based Video Inspection Support Systemの頭字語です。

なお、本技術は、2025年12月12日に新技術情報提供システム「NETIS」に登録されました。
NETISとは、民間により開発された新技術を公共工事において積極的に活用していくため、国土交通省が運営するシステムです。

NETIS番号:KK-250055-A・特許申請中

INDEX

本システムの特長

  • 地図で撮影方向・位置を可視化
    点検映像とその撮影方向・撮影位置を表示できる地図データ(平面図・3Dモデル)を合わせて表示できます。
  • 再撮影データも既存地図に表示
    一度地図データを作成すれば、同一箇所で新たに撮影した映像も地図データ上に撮影方向や位置を表示させることができます。
  • 損傷マーキング機能
    クラウド上にて映像・地図データにマーカー(ピン立てやコメント)配置機能があり、損傷状態のマーキングに対応します。
  • 調査記録のクラウド管理と共有
    点検映像から調査記録をクラウド上で一括管理し、共有が可能です。
  • 損傷進展の比較分析
    過去の調査記録と比較することができ、損傷の進展を把握することが可能です。

概要図

画面構成

画面構成は以下の通りです:

 ① 3Dモデル  (■オレンジ・左上)

 ② 平面図   (■赤・左下)

 ③ 点検映像  (■水色・右画面)

 ④ シークバー (■緑・下部)

以下は、実際のシステムの画面イメージです。

機能

 ◦ 位置表示の可視化

 ◦ 撮影範囲の可視化

 ◦ 撮影軌跡の表示機能

 ◦ マーカー機能

 ◦ シークバーへのしおり機能

ご提供プラン

システムの契約は定期点検を想定した⻑期プランとスポット点検のための短期プランをご⽤意しております。当社運営のドローンテラスでは狭⼩狭隘部での⾶⾏経験豊富なドローンオペレーターが多数在籍、地図データの撮影〜点検⽤映像撮影までトータルで対応しております。

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