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EPISODE 12

愛あるエピソード 事務編

誇るべきは社員同士の仲の良さ。
会社の財産として育てていきたい。

大阪本社|原価管理部2014年入社

CHAPTER01

CHAPTER01

久しぶりに聞く「綱引き」というワードに
ワクワクしました。

私の出身地は奈良県。村本建設創業の地に近く、小学生の頃は広陵機材センターの建物の前を通って通学していました。入社を決める時も地元では誰もが知っていて、子供の頃からなじみのある会社ということが、決め手に。それから10年ほど。村本建設のフランクな社風が気に入って、気持ち良く働いています。

さて、その連絡は、今から7年ほど前に同期の社員からありました。「来月、奈良県主催の綱引き大会があるんやけど、協力してくれへん?」大会当日が週末ということに一瞬の迷いはありましたが、喜んで参加することに。私たちにとって同期とは、共に研修を受け、社内の情報を交換し、困ったことがあると相談し合う仲。誘われたら断る理由など無いし、久しぶりに聞く「綱引き」というワードにも惹かれました。参加することが決まってからは、本番までに仕事終わりの練習が数回ありました。綱引きって、れっきとした競技なんです。綱を引く時には両手をピッタリくっつけること。綱引きが始まったら真正面を向いて、斜め向きにならないように姿勢を保つこと。なるべく滑りにくい靴を履いてくること。初めて参加する私には、いくつもの新しい発見があってワクワクしました。

CHAPTER02

大会の後に食べたホカホカのおでんは、
最高に美味しかった。

大会は総当たり戦で、入賞すると賞品も用意されていました。参加しているメンバーの家族や社員が応援に来ていて、想像以上に力が入りました。実際にやってみるとわかるのですが、綱引きは思った以上に体力の必要な競技。特に慣れないと足元が滑って、なかなか力が入りません。私も夢中で参戦したので、対戦中の声援は聞こえないほどで、思わず熱くなりました。結局その年は、初戦には勝ちましたが、次の対戦で敗れてしまいました。大人になってからこうやって一つの目的のために皆んなが力を合わせることはなかなか無いものです。終わった後のメンバーの晴れやかな顔は今も忘れられません。

大会が終わると、会場の外の広場で、おでん大会が始まりました。奈良本店の上司が、この日のために仕込んでくださったのです。コンビニで見るような仕切りのある本格的な鍋に、大根、卵、厚揚げなどさまざまな具材が用意されていました。皆んなで体を動かし、声援を掛け合ってクタクタになった後に食べたホカホカのおでんは、最高に美味しかった。同期をはじめ奈良本店の社員の方と交流を持つことができて、いい思い出になりましたし、何より上司がおでんを作って士気を高めようとされたことに感激しました。

CHAPTER03

明るく元気な姿勢で頑張れば、
手を差し伸べてくれる。

村本建設の良いところは、社員同士の仲が良いこと。これは社内外の誰もが認めるところです。同期でも先輩でも、相談すると親身になって聞いてくれますし、失敗すると助けてくれます。私は今年度、新入社員の研修に指導員として参加していました。入社後、1か月ほどの間、ビジネスマナーや原価管理の基礎などを教えます。そんな時、ビジネスパーソンとしての知識はもちろん大切ですが、私は「明るく元気な」姿勢でいることを勧めています。そうすれば、他の社員が自然に手を差し伸べてくれるし、成長する機会も与えてもらえる。そう信じています。実際に、研修で教えた後輩が、数年後に会話すると、とても成長していて、びっくりすることもあります。

多様性の時代と言われる中で、職場の働く環境や人間関係の大切さが改めて見直されるようになりました。村本建設には、先輩方が築いてこられた、社員同士の仲の良さ、柔らかい空気感があります。これは一朝一夕でできるものではなく、会社の貴重な財産です。イベントや行事は、そういった社内のコミュニケーションを深めるために大切にしたい。綱引き大会もお誘いがある限り、これからも参加したいと思います。

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