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EPISODE 05

愛あるエピソード 土木編

地域の暮らしや未来の社会を支えている。
その誇りを実感しています。

東京支店|土木部2017年入社

CHAPTER01

CHAPTER01

土木はスケールが大きい。
そこに魅力を感じて志望しました。

実は学生時代、どんな会社に就職するか悩んでいました。担当教授に相談に行ったところ、私と同じ大学出身者も多く、実績のある企業だからということで村本建設を勧められました。所属していた学科は理工学部まちづくり学科。講義は土木系と建築系の両方の講義を受けていましたが、建築は敷地の中だけで完結するイメージで、土木は毎日通うコンビニまでの道路から、レインボーブリッジまで範囲が広くてスケールが大きいですよね。そういうところに魅力を感じて、村本建設を土木志望で受験しました。

入社後すぐに妙正寺川の工事に携わりました。妙正寺川の護岸整備をすることで大雨や洪水などの水害から地域を守る国土強靭化プロジェクトです。最初は先輩に同行してアシスタントのような業務を担当し、仕事を覚えてくると、工程管理を任せてもらえるようになりました。現場の職人さんと毎日打合せをして、材料計画を立てるのが主な仕事です。職人さんに「ここちょっと厳しいんじゃない」と言われたときに、自分の工夫で上手くクリアできると喜びが大きかったですね。

CHAPTER02

公共工事は近隣住民の方の理解が必要。
完成を一緒に喜びたい。

土木工事の場合、工事前に近隣住民の方へ工事説明会を開催します。周りの方にご理解いただくことは、工事をスムーズに進める上で大切な要件になりますが、工事がはじまると、厳しいご意見をいただくこともあります。この時も近隣住民の方が現場に来られました。護岸工事のために川の中でポンプを動かしているのですが、その音がうるさいというご指摘でした。そこで、音が広がらないように囲いをつくり、納得していただきました。

話に来られたなかの一人の女性が、その後、何度か現場を訪れてくれるようになりました。私の祖母にあたるような年齢の方です。ある日の夕方、工事の様子を見ていて、私が最後まで現場に残って鍵を閉めていたときに、「若いのに頑張ってるね」と言って菓子パンをいただきました。
また、ある夏の暑い日には、「皆さんで食べてください」と、アイスクリームのバーが入っている箱を3箱いただきました。バニラにチョコがかかっているタイプのものです。当時、私が現場で最年少でしたので、「アイス、いただきました!」と言って職人さんたちと分けて食べました。

自分たちが担当している公共工事が、住民の方に理解していただき、受け入れられていると感じることは、とてもうれしいことです。3年間の工事のあと、仮囲いが取れて近隣の方に見ていただいたときも、その女性は現場に見に来られていました。「できましたね。自分の町がよくなるのはいいね。長い間大変だったね」と、とてもにこやかに話しかけてくださったことがすごく印象に残っており、公共工事に携わる意義と大きなやりがいを実感しました。いただいたアイスの味や言葉の一つひとつは、この先も一生忘れることはない私の宝物となっています。

CHAPTER03

今後の夢は所長になること。
大きな仕事を統率するやりがいを感じたい。

土木の仕事は、自分たちの子どもや孫の世代のことまで考えて、公共性の高いインフラを整えるためのものです。税金を使わせていただいているという責任感も大きいですし、ミスは許されないという気持ちもあります。そういったプレッシャーはありますが、地域のため、未来の社会のために貢献しているという意味で大きなやりがいと誇りを感じます。そんな仕事を村本建設の土木部に所属して、伸び伸びとやらせてもらっています。

私の今後の目標は、所長になることです。大規模な現場全体を把握しながら、大きな指針と計画を立て、たくさんの人を動かしていく。そのダイナミックさに憧れを感じます。今はその日のために、経験と知識を積み上げている段階です。

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