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EPISODE 02

愛あるエピソード 土木編

土木の仕事はとてもハード。
だからこそ分かち合える喜びも大きい。

東京支店|土木部2007年入社

CHAPTER01

CHAPTER01

見えないところを掘り進んで行く仕事。
不安で仕方ありませんでした。

この工事を担当するまで、私は高速道路の橋脚など地上の土木工事を担当していました。この時、はじめて地下の仕事を担当したんです。近年の集中豪雨、災害時等における都市の浸水被害軽減のために、下水道を地下深くに造るシールド工事でした。シールドマシンと呼ばれる機械を使って、地中からトンネルを掘り進んでいきます。地下の深いところを、高低差をつけながら掘り進め、自然に雨水が流れるようにします。24時間体制で1日に掘れるのは10数メートル、約6か月で500mほど掘りました。

それまでの地上での工事は、進むほどにはっきりと結果が見えるのですが、シールド工事は見えない地下の中を正確に掘り進んでいかなければならないので不安で仕方がないんです。いま、どこを掘っているのか、もちろん図面上では把握していますが、ほんとうに掘らなければならない場所を掘れているのか外から確認することができない。初めて経験する自分にとって、それはまさに手探り状態でした。

CHAPTER02

施工管理の主任としての頑張りを
職長は見守ってくれていました。

そんな状態でしたから、私は施工管理の主任として、とにかくできるだけ現場に出るようにしました。シールド工事では様々な予期せぬトラブルが起こります。掘っているうちに急に土壌の質が変わったり、電気系統のトラブルが起こったり、その対処に追われていました。あとは、1日に1回、ここまで正確に掘れているかという測量に細心の注意を払いました。とにかく、自分が気づく限りのことを必死にやっていました。シールド工事未経験の私の指示や意見は間違いもあったでしょうが、シールド工事のプロである協力会社の職人さんたちは時には厳しく、時にはやさしく私に付いてきてくれました。

私が担当して何カ月が経ち、そろそろ地下のトンネルが貫通する時期が近づいてきた頃でしょうか。毎日の気疲れと正確に掘れてるかの不安でかなり消耗していた私の横に、協力会社の職長がやってきて肩をポンとたたき、「あれだけ一生懸命頑張っていたんだから必ず到達するよ」と声をかけてくれました。職長なので、普段から頻繁に話をしているわけではないですが、私が必死に頑張る姿を見ていてくれたのでしょう。じんわりと心が温かくなったのを覚えています。

CHAPTER03

トンネルが貫通した日に飲んだ
ジュースの味は忘れられません。

そして、地下のトンネルが貫通するという日。シールドマシンの先端が到達する瞬間には、現場に関わった皆んなが集まり、固唾をのんでその時を見守ります。それは6か月間、自分たちがやってきたことが間違っていなかったことを証明する儀式でもあるんです。
いよいよ、その時。職長がシールド到達目標位置に確認用の穴をあけてくれていました。私はいてもたってもいられずスコップで急いで土をかき出しマシンの先端を探しました。やがて、ガシャッという金属同士がぶつかり合う鈍い音。『やった!』自然に起こる拍手。ご覧のように、決して人前で涙を見せるようなタイプじゃありませんが(笑)、この時だけは気持ちが昂ぶって、涙が滲んでいました。ふと気がつくと、職長が缶ジュースを2本持ってそばに立っていました。そして1本を私に手渡し、握手を求めてきました。がっしりと笑顔で握手をした後に、小さな缶を一気に。地上にいる人は誰も知らない地下で握手を交わし乾杯した味は今でも覚えています。

土木の仕事はたくさんの人の普段の暮らしや命を、土台から支えています。自分の関わった仕事が、その後何十年にもわたって社会に貢献することになる喜びと誇りは、何物にも代えがたいものです。そして、それが協力会社をはじめ、仕事に関わる人の愛情に支えられているのを実感したことは、この仕事を選んでよかった、と思うきっかけになりました。

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